希う終焉を捧ぐ
薄い皮膚の下はぜんぶ涙
その傷の痛みに慣れましたか
なかなか温まらぬベッドの中で
ピアノはその指を知っている
ベッドで愛し合うような連弾を
人間に表現の自由を与えた愚者
呪いが
呪いに変わる頃
果てのない業
人を呪わば穴二つ
増えすぎた穴の深さに見動きがとれず
己の魂と引き換えようと、矜持だけは手の中に
数多の贄を犠牲にしても欲しかったのは
呪いも祝福も根っこは同じ
これは唯一の光を護りたいがために、祈り続けた物語
いつも取り違えられる塩と砂糖
結婚したければ戦いを終えてから
需要のある本が一冊しかない本屋
イケメン(or美女)との再会は頭突きから
閉じ込められたと気付くのは人が去った後で
全部、あなたと恋に落ちるための布石です
呪と祝、元は似たような意味で用いられたそうです
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